じめじめとした梅雨を過ぎると、日差しが強くなる季節がやってきます。
天気のいい日が多くなるので、海、プール、公園など、子供たちは外で元気いっぱい遊べる季節ですよね!
そんな楽しい夏ですが、「熱中症」が最も多くなる季節でもあります。
今回は、熱中症の段階別症状と、わが子を熱中症にしないために、ママが気を付けておいたいポイントをお伝えしますね。
目次
熱中症の症状 子供や乳幼児はわかりにくい?
熱中症とは、暑熱環境下において体温調節機能が異常を起こし、脱水症状や意識障害などが起こる状態の総称です。
特に子供や乳幼児は体温調節機能が未熟なので、熱中症になりやすいのです。
子供は、身体が多少しんどくても遊びに夢中になってしまい、重症になってから周りが気付くというケースも珍しくありません。
乳幼児の場合は言葉もままならないので、周りの大人がしっかりと注意しなければなりませんよね。
自己管理ができる大人とは違って、子供や乳幼児が熱中症になってしまっても、症状はわかりにくいのです。
熱中症の症状は大きく3段階に分けられている?
熱中症の症状は、大きく3段階に分けられています。
いざというときにママが大慌てにならないように、頭の片隅にでも入れておいてくださいね。
I度 軽症
I度の軽症の場合、めまいや立ちくらみ、気分が悪い、手足のしびれ、こむら返りなどの症状が見られます。
子供や乳幼児は、この段階で訴えてくることはなかなか難しいので、呼吸の様子や体の動き、表情、目の動きなどをしっかりと注意して見る必要があります。
II度 中等症
II度の中等症になると、頭痛や吐き気、嘔吐、体のだるさ、力が入らないなどの症状が見られます。
この段階になると、すぐに病院にかかって補液を受ける必要があります。
III度 重症
そしてIII度の重症になると、痙攣や意識喪失、会話ができない、まっすぐに歩けない、体が異常に熱いなどの症状が見られます。
最も深刻な熱射病に達すると、重篤な症状をも起こしかねないので、すぐに病院へ連れて行きましょう。
熱中症 子供や乳幼児の対策とは?
私自身、熱中症でIII度の痙攣と意識喪失になったことがあります。
痙攣するまで自覚症状がなかった私のような大人もいるので、子供や乳幼児はなおさら、ママを含め周りの大人の「熱中症対策」は欠かせません!
2. 肌を露出しているところには、日焼け止めや虫除けの対策も忘れずに。
3. 外出時は日陰でこまめに休憩し、お茶やお水だけではなく、OS-1やアクアライトのような塩分、糖分が含まれた飲み物を飲ませましょう。
4. おしっこの量や回数に気を配り、脱水症状になっていないかを見極めることも大切です。
まとめ
熱中症は、前述のようにきちんと対策をしていれば、重症になることはありません。
特に子供や乳幼児は、周りの大人がしっかりとサポートしてあげることが大切です。
夏の外出には「熱中症」という危険が潜んでいることを忘れず、お子さんとたくさん楽しい思い出を作ってくださいね!